80歳でも歯を20本残せる!北欧スウェーデンの予防法とは?

みなさま、こんにちは。
 
門前仲町・木場駅エリアの門前仲町髙木歯科です。
 
 

「日本は北欧スウェーデンより、8本も少ない」。これは、いったい何の数だと思いますか?
 
80歳代でご自身の天然歯が残っている本数です。
 
80歳代の残存歯の平均は、日本では13本のところ、スウェーデンでは21.1本
 
20本の歯が残されていれば、噛んで食べることに満足できて幸せを感じられるといわれていますので、平均でこれを上回っているスウェーデンの高齢者が楽しそうに暮らしていることにも納得です。
 
日本では13本…もう少しがんばりたいところですね。
 
 

予防しだいで、80歳代で20本の歯を残せる

今では歯科医療の先進国といわれるスウェーデンも、30年前までは、日本よりも子どもたちの虫歯が多い状態でした。そこから予防歯科に力を入れての今日があります。
 
予防しだいで、80歳代で20本の歯を残すことはできるのです。
 
 
日本で中高年になって歯を失う原因の第一位は、歯周病です。
 
つまり、80歳代で20本以上の歯を保つためには、歯周病の予防を行う必要があります。
 
そのためには、毎日自宅で行う歯磨き&歯科医院でのプロケアを継続して行うことが大切です。
 
予防効果で圧倒的な大躍進を遂げたスウェーデン式の予防法を採り入れてみませんか?
 
 

予防の基本は毎日の歯磨き&フッ素ケア

予防の基本は自宅で行う歯磨き。食後と寝る前、1日4回の歯磨きが理想です。
 
そのうち、1日1回以上は、歯と歯のすき間を清掃する専用の器具(デンタルフロスや歯間ブラシなど)を使用して歯を丁寧に磨きます。
 
最後に、フッ素入りの歯磨き剤で仕上げ磨きを行い、お口を軽く1回だけゆすいでフッ素の効果を歯列全体にゆきわたらせます。
 
これを就寝前に行うのがおすすめです。
 
眠っている間はお口の中が乾燥して細菌の繁殖が活発になるのですが、事前に細菌の数を減らした環境をつくっているので、むし歯や歯周病になりにくいのです。
 
 

歯科医院のプロケアでプラークコントロール

スウェーデン式の予防では、子どもの頃から歯科医院で定期検診&クリーニングを受けます。
 
徹底したプラークコントロールを行い、歯周病菌やむし歯菌の温床となるプラーク(歯垢)をお口の中から排除するのです。
 
 
門前仲町髙木歯科では、お口を診断し、ライフスタイルなども考慮しながら、患者さま一人ひとりに適したメンテナンスの方法をご提案します。お気軽にご相談にお越しください。
 
80歳代で20本の歯を残すことを目指して、一緒に予防を行っていきましょう。
 

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投稿日:2020年4月15日