歯科医師監修 赤ちゃんの歯が生える時期と順番は?
門前仲町・木場駅エリアの門前仲町髙木歯科です。
「乳歯って、いつごろ生えてきますか?」「うちの子は遅くないですか…?」など、特に初めての子育ての場合、疑問や不安がたくさん出てくることと思います。まず、だいたいの時期をわかりやすくお話しします。
生後半年で下の前歯が2本生える。フッ素入りジェルで歯磨きをスタートしてください。(ライオンのチェックアップバナナがオススメです!!)
1歳で上下の前歯が4本ずつ生える
1歳半奥歯が生えてから、手前の乳犬歯が生える(合わせて16本)
2歳半で1番奥の乳歯が生える(合わせて20本)
節目の時期でわかりやすくまとめるとこのようになります。
次に詳しくお話しさせて頂きます。
赤ちゃんの歯が生え始める時期は、生後6ヶ月程です。大きく差はないものの個人差があります。2カ月~半年くらいズレることは個人差のうちですので心配しないでください。
なかには3000人に1人くらいの割合で、歯が生えた状態で生まれてくる赤ちゃんもいます。
海外のニュースでは「サプライズギフトをもって誕生した」と称されることもあります。これは先天性歯といって、残せるか抜歯するか、経過を管理していくことが必要です。
そういったケースもありますが、ここでは一般的な乳歯の生える順番をお伝えします。
(6カ月くらいの個人差がでる場合もあります)
① 8~9カ月頃…下の前歯(乳切歯)
② 10カ月頃…上の前歯(乳切歯)
③ 11カ月頃…上の前歯の隣の歯(乳側切歯)
④ 1歳頃…下の前歯の隣の歯(乳側切歯)
⑤ 1歳4カ月頃…上の奥歯(第一乳臼歯)
⑥ 1歳5カ月頃…下の奥歯(第一乳臼歯)
⑦ 1歳6カ月頃…上の犬歯(乳犬歯)
⑧ 1歳7カ月頃…下の犬歯(乳犬歯)
⑨ 2歳3カ月頃…下の最奥歯(第二乳臼歯)
⑩ 2歳5カ月頃…上の最奥歯(第二乳臼歯)
1歳頃には上下の合計が8本くらいになって、ほぼ離乳食がメインになります。
2歳になる頃には犬歯が生えて、食べものを噛みきることが可能になりますが、子どもが普通食にまだ慣れていないため、食べるのを嫌がることもあります。
2歳6カ月頃になると、乳歯20本が生えそろいます。3歳頃までの食育が生涯の味覚を左右することになります。
お子さんが食から健康を得られるように、さまざまな食材を味わえることや、食の楽しみを感じられる環境づくりも大切です。
お子さんの歯についてのお悩みや、フッ素塗布、歯や健康に良い食事や間食の与え方について、何でもお気軽にご相談ください。当院には食育アドバイザーの資格を所持している歯科医師がおります。
乳歯が生え始めた頃から、お子さんの定期的な歯科検診やむし歯予防を始めることができます。
小さいうちから歯医者に慣れることで、お子さんが将来も困らないように健康なお口の環境をつくってあげてください。
参考文献:ライオン歯科株式会社 https://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkup_g.htm
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投稿日:2020年5月15日
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